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松の株元の切断面です。透明の松脂が樹皮を垂れ落ちていきます。松脂は、桃源郷に向かう道中で香ってくるミューズの生来の体臭のような匂いがします。
手に付いた松脂を浴槽の湯に浸かってミューズの泡で洗い落とすとき、労働の麻薬性を実感します。もし仮に桃源郷に薪風呂が無いのだとしたら、汗を流して歩き続けることに多少の空しさが感じられるだろう気がします。